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木造住宅のポイント

木を見ていると和む。
これは、木の色彩や木目が、自然の持つゆらぎが与えてくれる効果です。
人は目から取り入れる情報が一番多いと言われています。
例えば、建物の中に木が使われていると、人は、真っ先に木に目がいってしまいます。
自然というのは等間隔ではなく、不安定でまばらで適度です。
決して人間では作ることができない色や、触感、匂いを持っています。
だからこそ、人は工業材料にはない温もりを木に感じて、目が吸い寄せられる。
室内に木が使われていればいるほど、人はリラックスしやすくなるのです。
毎日見てても飽きないし、ますます愛着が深くなる、
そんな素材は木の他にはなかなかありません。

木材を加工する。
ずっとずっと昔から、製材というのは「丸いものを四角くすること」。
つまり、森から伐り出した丸太を寸法に合わせてカット製材するだけ、
というわけです。
だから鉄やコンクリートと比べて建造時の炭素排出量が少なく、とってもエコ。
さらに、地元の木材を使うと運搬エネルギーが少なくて済むため、
省エネルギー効果は特に高くなります。
木が持つ機能のひとつとして一般的に知られるように、
木は「二酸化炭素を吸い、酸素を放出する」。
しかし、木は成長するにつれて、放出する二酸化炭素の量が
固定される二酸化炭素の量を上回るようになります。
一定量を超えると、二酸化炭素を吸うことができなくなってしまうのです。
だから、ある程度成長した後は伐採して木材として利用することが望ましいのです。
こうして作成された木材製品(木造住宅を含む)は、
処分されるまで、半永久的に二酸化炭素を固定することになります。

人間が住みやすいと感じる湿度は50〜60%と言われています。
木には、湿度の高いときは空気中の水分を吸いこみ、
乾燥しているときは吐き出す働きがあります。
人間がより住みやすい湿度に安定的に保ってくれるのです。
例えば部屋に部分的に木が使われている場合でも、
なんとか湿度を一定に保とうと、全体に木が使われているときよりも
はるかに大きな力を発揮することもあります。
また、肌が触れていても体温が奪われにくく、
適度な弾性があるため足への負担も少なく床材としても適しています。
耳障りな残響を残さない吸音性や、
有害な紫外線の反射を抑えてくれることも木ならではの特長です。
他にも、衝撃緩衝作用がある(転倒時に衝撃が少なく、子供やお年寄りに優しい)、
目に優しい(紫外線を吸収する)、よい香りがあるなど、
健康面で非常に優れた機能をたくさん備えています。

木は強度についても合格点です。
木材は、伐り出した後もまだ生きているのです。
だから、建物に使用しても最低3年ほどは建築になじむための時間なので、
反ったり音が出たりして動き続けます。
使われだしてから強度が増すくらいなのです。

そればかりか、同じ重さで比べた場合、
木は他の建材よりも強く、また、長い間強度が落ちません。

実際に建てるときには、柱と柱の間に斜めに筋交いを入れたり、
木と木の接合箇所を金具で止めたり、さらに補強することで、
より高い強度の住宅ができあがります。

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